収縮チューブの特性 用語の説明 C:収縮後肉厚 B:収縮後内径 A:収縮前内径 温度と収縮率 収縮加工法 収縮チューブを選びカットする (1) 品種を選ぶ 被覆する目的、被覆した部品が使われる場所、使われ方、条件、頻度、寿命、使用数量などを考慮して選択します。 (2) サイズを選ぶ サイズは対象物に挿入できる収縮前内径、対象物外径以下の収縮後内径と加工欠陥考慮して決めます。 (3) カットする カットは被覆部の長さ、位置づれ、収縮チューブの長さ変化率、カット公差などを考慮して決めます。 ふっ素樹脂の一般的特性 この表の数値は代表値であり、規格や保証値ではありません。 この表は横にスクロールできます。 項目 単位 ※[ ]内は試験条件 試験法 (ASTM) PTFE PFA FEP 物 理 的 融点 ℃ D4591 327 310 260 比重 g/cm3 D 792 2.13-2.20 2.12-2.17 2.15-2.17 吸水率(24Hr.) % D 570 0.01 0.01 0.01 機 械 的 引張強さ MPa D 638 20-35 25-35 20-30 伸び % D 638 200-400 300-350 250-330 圧縮強さ MPa D 695 10-15 15-20 14-19 アイゾット衝撃強さ J/m D 256 150-160 破壊せず 破壊せず 曲げ弾性率 GPa D 790 0.53-0.58 0.54-0.64 0.55-0.67 引張弾性率 GPa D 638 0.40-0.60 0.31-0.35 0.32-0.36 ショア硬さ [Dスケール] D 2240 D 50-55 D 62-66 D 60-65 動摩擦係数 (0.69MPa 3m/min) D 1894 0.1 0.2 0.3 熱 的 最高(連続)使用温度 ℃ (無荷重) 260 260 200 熱伝導率 W/m・K C 177 0.23 0.19 0.20 比熱 103J/Kg・k ― 1.0 1.0 1.2 線膨張係数 10-5/K(-30℃~+30℃) D 696 10 12 9 ボールプレッシャ温度 ℃ ― 180 230 170 荷重たわみ温度 ℃ [1.81MPa] D 648 55 47 50 ℃ [0.45MPa] 120 74 72 電 気 的 体積抵抗率 Ω-cm[50%RH,23℃] D 257 >1018 >1018 >1018 絶縁耐力(短時間) MV/m[3.2mm厚] D 149 19 20 22 比誘電率 [60Hz] D 150 2.1 2.1 2.1 [103Hz] 2.1 2.1 2.1 [106Hz] 2.1 2.1 2.1 誘電正接 [60Hz] D 151 0.0002 0.0002 0.0002 [103Hz] 0.0002 0.0002 0.0002 [106Hz] 0.0002 0.0003 0.0005 耐アーク性 sec D 495 >300 >300 >300 耐 候 性 他 燃焼性 [3.2mm厚] UL-94 V-0 V-0 V-0 限界酸素指数(LOI) ― D 2863 >95 >95 >95 直射日光の影響 ― ― なし なし なし 耐 薬 品 性 酸 ― D543 超優秀 超優秀 超優秀 アルカリ 超優秀 超優秀 超優秀 有機溶剤 超優秀 超優秀 超優秀 ※超優秀:ほとんどの薬品、溶剤に過酷な条件下でも侵されない。