pebax

テクニカルインフォメーション

「H-P4-280-006-CLR」対象物なしでの収縮状況

「H-P4-280-006-CLR」対象物なしでの収縮状況

収縮作業のご注意

  1. 収縮温度は170℃ですが、電気炉での収縮には165℃程度で収縮させてください。
    特に細径の場合には溶けること(実際の過熱温度が170℃を超えることがあります)があります。
  2. ヒートガンで収縮加工を行う場合は端から熱を加えていってください。
    PebaxRは熱溶融性樹脂ですので170℃を超える高温にはご注意ください。
  3. 4:1は極めて薄い肉厚であり、静電気の帯電でチューブは帯状になり、被収縮物に被せるときは、エアーを入れ膨ら ませ被服ください。
    4:1は出荷時にチューブの両端を収縮させて帯状になるのを防いでおります。細いノズルの付いたエアーガン等で空気 を入れながら被収縮物に被せてください。

外観について

Palladium™の外観は曲がり、折れ等がある状態で現在出荷されております。
Cobalt Polymers社では改善を続けておりますが、まだ完全ではありません。
曲がり、折れ等の外観は収縮後の物性値には一切の影響を与えないことはCobalt Polymers社が保証しております。
また当社でのTESTでも問題はないことを確認いたしております。機能上の問題はありませんが、被覆物がうまく収縮チューブに挿入できないなどございましたらご相談下さい。

保管と有効期間

●保管環境は40℃以下の環境で保管ください。
●Palladium™の有効期間は出荷後3年間になります。
(上記保管環境での保証期間です。代理店としての保証期間です)