CULTURE
ふっ素樹脂チューブで、
医療現場から宇宙まで、
広く貢献を続けるペンニットー。
新人社員たちは、
どうしてこの会社を選び、
そしてどんな人に囲まれて、
仕事を学んでいくのでしょうか。
その答えを、製造部の3名の若手社員に
聞いてみましょう。
- 製造部
古谷 駿人
2023年入社
- 製造部
太田 琉登
2023年入社
- 製造部
野田 直希
2023年入社
- SESSION
- 01
「3つの人生」
- 古谷
- ペンニットーを志望する前、私は就職活動に苦戦していました。専攻が史学科だったので、文系の仕事を探していたのですが、自分にその仕事が合っているのかも分からず、これから働くビジョンが持てなかったんです。そんな時に見つけたのがペンニットーでした。業界は理系に近いけれど、ふっ素樹脂チューブというニッチなものを扱っているところが面白そうで。何より、自分たちだけの存在意義を持っているところに惹かれました。
- 野田
- 私も、最初はすごく迷いました。やりたいことが、なかなか見つからなかったんです。そこで、自分の強みを考えてみた時に、高校から続けている将棋のことが思い浮かびました。将棋を続けていた経験から、長時間集中することには自信があったので、黙々と作業するのが向いてるかもしれないと思いました。
- 太田
- それで、工場の仕事を選んだんですね。私の場合は、特に職種は絞らずに、地元での就職を考えていました。そんな時に、大学の就職コンサルタントから勧められたのがペンニットーだったんです。面接に行った時、これからのキャリアプランを丁寧に説明してくれたことが印象的でした。
- 古谷
- 面白いですね。同じ会社なのに、入社する理由はそれぞれ違っている。仕事の内容も、この3人で違いますよね。私は、ふっ素樹脂チューブを原料から材料チューブにする「一次工程」を担当していて、野田さんと太田さんは、その後に製品となるチューブに加工する「二次工程」ですから。
- 野田
- そうですね。私は「収縮チューブ」の製造担当です。古谷さんがつくってくれた材料チューブを、膨張させて、検査してから袋詰めするところまでが仕事です。
- 太田
- 私も同じ二次工程ですが、「コルゲートチューブ」と呼ばれる、蛇腹状のチューブを成形しています。私のいる製造ラインは、機械で成形したものを、手を使って調整したり、検査担当の方が他にいたりと、野田さんのラインとも結構違いますね。
- SESSION
- 02
工場に「繰り返し」なんてない
- 太田
- 細かく見ると、3人とも仕事が違いますが、どんなところに面白さを感じますか?
- 古谷
- 私は、問題なくミッションを成功させることに面白さを感じます。製造ラインは、どうしてもエラーが発生することがあるので、製品の納期が決まっている中で、どうやってエラーを解決して、依頼をこなすことができるのかを考えるのが楽しいですね。
- 野田
- 確かに、ゲームをクリアするような面白みがあります。私は、収縮チューブの「膨張加工」を行う時に、安定するゾーンを見つけることが面白いですね。チューブの膨張には、完全に膨らみきるポイントというのがあって、それが温度や内圧によって日々変わるんです。だから、製造機械を立ち上げる時に、安定するゾーンを見つけて、その一日をスムーズに過ごせるようにしたくて。
- 太田
- 2人とも、すごく考えて仕事をしているんですね。私の場合は、検査員の方からフィードバックをもらえることが面白いですね。その場ですぐにアドバイスをくれるので、自分のダメなところを修正して、よりよいものをつくることができます。
- 野田
- やっぱり、工場の製造とはいっても面白がれるところは色々ありますよね。同じ作業の繰り返しのように思われるかもしれませんが、私の持ち場は、製品の品種によって機械の設定も調整しなければならないので、意外と毎日集中しなきゃいけないんです。
- 古谷
- そうですね。工場で働く前と後で、いいギャップがありました。私が担当している一次工程では、チューブの検査をする時に、他の方と道具を交代しながら使ったり、作業場所もお借りしたりして、コミュニケーションの機会が多いのが意外でした。
- 太田
- 私も、工場の仕事は、コミュニケーションが本当に大事なんだなと思っています。検査員の方と話をしたり、どうしても日程に間に合わない時は、上長に相談をしたりと、黙々と作業をするだけというイメージとは、まったく違いました。
- SESSION
- 03
ロジカルに、そして優しく
- 野田
- 2人は、先輩についてはどう思っていますか?
- 古谷
- やはり、理系出身の方が多いこともあって、理論派の方が多いです。チューブに異常があった時には、「何が原因で異常が発生しているのか」を順序立てて考えているのだなと感じます。業務の説明をしてくれる時も、目的や背景まで伝えてくれるから、腑に落ちやすいです。
- 太田
- なるほど。私は、気さくで優しい方が多いなと思います。積極的に話しかけてくれますし、すごく優しく教えてくれます。ですが、製造しているチューブの品質や製造ラインの管理など、仕事に対しては真摯に取り組んでいて、本当に心から尊敬できる方々です。
- 野田
- 優しいですよね。社会人になる前は「会社の先輩の意見って、絶対に従わないといけないんだろうな」と思っていたのですが、まったくそんなことはなくて。自分の意見を言ったら、ちゃんと汲み取ってくれる人ばかりです。何かトラブルがあっても、説明をしっかり聞いてくれて、「じゃあ、こうしようか」と言ってくれるんです。
- 古谷
- 優しい言い方を選んでくれているように感じますよね。先輩から教わることも多いですが、入社してからの研修制度もありがたかったなと思います。ペンニットーでは、外部の講師からビジネスや製造業について教わる機会がありますが、仕事に慣れてきたからこそ、改めて注意すべきことに気づかされます。
- 野田
- そうですね。あとは、入社直後のビジネス研修もよかったです。ビジネスマナーについて学んだり、電話応対について学んだり。ちょうど私の持ち場に電話があるので、研修で学んだ応対を参考にしています。
- 太田
- 2人とも、本当に勉強熱心ですね。負けてられないな。
- SESSION
- 04
仲がよく、少数精鋭のチームで、
エッジの効いた活躍をする企業
- 太田
- もし、一言でペンニットーを表すなら、どんな言葉を選びますか?
- 古谷
- 私にとっては、「エッジの効いた活躍をしている企業」ですね。ふっ素樹脂チューブという、ニッチな領域で強みを発揮しているけれど、医療関係から半導体まで、幅広い分野に使われているので、社会への貢献度がとても高いと思います。そんなふうに展開している企業の一員だと思うと、もっと自分の強みを活かして活躍したいなと思わせてくれます。
- 野田
- 僕は一言で、「少数精鋭のチーム」です。ペンニットーは、従業員数は多くないけれど、とても大きな売上を達成しています。それは、一人ひとりが能力を持っていて、大きな役割を果たせているからだと思うんです。そこに所属していることは、本当に嬉しいです。
- 太田
- なるほど。私は、「社員さんもパートさんも、みんな仲がいい会社」だなと思います。忘年会や歓迎会なども開かれますが、いつもパートさんも参加しています。社員だけで、集まることはあっても、パートさんも一緒にご飯にいったりすることは、珍しいと思うんです。そういった場で、気さくに触れあっている時間があるからこそ、仕事での連携も強くなっていくはずです。
- 古谷
- みんな仲がよくて、少数精鋭のチームで、エッジの効いた活躍をしている。私はこの会社に入って、自分の活路を見いだせたような気がしているんです。就職活動の時は、色々思い悩むことがあったけれど、業界や業種、企業の大きさにこだわらず、たくさんの企業と出会うようにして、本当によかったです。
- 太田
- そうですね。私にとっても、ペンニットーを選んだことは、大きな分岐点になったように思います。業種に縛られず、色んな説明会にも参加して、「この人と一緒に働きたい」と思えたのが、ペンニットーだったんです。積極的になって、色々なところに足を運べば、きっと道が開けてくるのだと思います。
- 野田
- 私も、就職活動をしていた時は、何をしていいのか本当に分かりませんでした。それでも、自分の強みを分析して、それを活かせるところに進んだからこそ、やりがいのある仕事や職場に巡りあえたのだと思います。就職活動中の皆さんも、ぜひ一歩ずつ進んで、ぴったりな居場所を見つけてほしいですね。
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